1962年生まれ 8才の頃より三味線を始める。
民謡、端唄を藤本秀輔(現、西英輔)師に師事、その後初代藤本秀丈師の内弟子となる。
12才で長唄 二世杵屋勝招師に師事。『杵屋勝招也』の名を授かる。その後、七代目家元杵屋勝三郎、杵屋勝国両師に師事。小唄を二代目宗家
小六史希子に師事、『小六史希也』の名を授かる。又、小唄を千紫家元 千紫千恵師、哥沢を六代目家元 哥沢芝金師、一中節を菅野序恵美師にそれぞれ師事。
長唄 かつね会主宰
江戸端唄、俗曲 鶯聲会主宰
1998年江戸端唄鶯聲流創立
2005年 五代目杵屋勝松を六十六年ぶりに復活、襲名する。
又、歌舞伎俳優の坂東玉三郎丈の地方(じかた)を勤め、市川海老蔵丈の立三味線も勤めている。
歌舞伎座、国立劇場、京都南座、NHK、ラジオ等でも活躍中。
【2023年重要無形文化財・長唄総合認定】
1989年 坂東玉三郎丈、中村勘三郎丈、市川猿之助丈等とヨーロッパ歌舞伎公演、
坂東玉三郎丈とロンドン公演、長唄ヨーロッパ公演等に参加。
その他、多数の舞台、演奏会出演。
2005年 京都南座 坂東玉三郎舞踊公演において、中村獅童の「雨の五郎」の立三味線を勤める。その他、多数の舞台、演奏会出演。
2006年 大阪松竹座 新春大歌舞伎において、市川春猿、市川段治郎、市川猿弥の「娘七種」の立三味線を勤める。
2006年1月大阪松竹座、坂東玉三郎公演
4月国立劇場、杵勝会財団40周年記念演奏会
2008年2月大阪松竹座坂東玉三郎公演
8月藝の真髄【勝三郎、勝国】
2009年4月藝の真髄【花柳寿輔】
11月熊本八千代座、坂東玉三郎公演
2010年6月京都南座、坂東玉三郎公演【関の扉】
9月セルリアンタワー、市川海老蔵【連獅子】
12月京都南座、坂東玉三郎公演【お国歌舞伎】
2011年1月ルテアトル銀座、坂東玉三郎公演【阿古屋】【女伊達】
5月シアターコクーン【たいこどんどん】古田新太
5月国立劇場、藤間紫三回忌舞踊公演
2012年2月歌舞伎座、中村勘九郎【鏡獅子】
8月国立能楽堂、市川会、市川海老蔵【鷺娘】
10月薬師寺、市川海老蔵、【鏡獅子】
2月京都南座、中村勘九郎、【船弁慶】
2013年5月歌舞伎座柿落し、坂東玉三郎、尾上菊之助
8月国立劇場、藝の真髄、市川海老蔵【鏡獅子】
2014年1月大阪松竹座、坂東玉三郎公演
4月京都南座、市川海老蔵【源氏物語】
6月シアターコクーン、市川海老蔵【碇知盛】
8月シアターコクーン、市川海老蔵【創】
9月京都南座、市川海老蔵【景清】
2015年2月EXシアター、市川海老蔵【地球投げ五郎】
6月EXシアター、市川海老蔵【竜宮物語】
4月京都南座、市川海老蔵【身代り座禅】
12月京都南座、市川海老蔵【勧進帳】
2016年4月京都劇場、市川海老蔵【源氏物語】
2017年7月歌舞伎座、市川海老蔵【連獅子】
12月京都ロームシアター片岡仁左衛門【二人椀久】
中村勘九郎【大江山酒呑童子】
2018年1月新橋演舞場、市川海老蔵【鏡獅子】
6月博多座、松本幸四郎【鏡獅子】
7月歌舞伎座、市川海老蔵【源氏物語】
10月国立劇場主宰【茨木】
12月歌舞伎座、中村児太郎【藤娘】
2019年5月歌舞伎座、市川海老蔵【勧進帳】
7月花柳追善舞踊公演
8月シアターコクーン、市川海老蔵【市川会】
12月歌舞伎座、中村児太郎【汐汲】
2020年10月国際フォーラム、市川海老蔵
10月富岡製糸場、市川海老蔵【男伊達】【三番叟】
2021年1月新橋演舞場、市川海老蔵
2月市川海老蔵地方巡業
5月明治座、市川海老蔵
6月国立劇場、杵勝会
8月京都南座、坂東玉三郎公演
9月市川海老蔵地方巡業
10月御園座、坂東玉三郎公演
11月熱海MOA美術館、坂東玉三郎公演
2022年1月大阪松竹座、坂東玉三郎公演
2月博多座、坂東玉三郎公演
5月京丹後、坂東玉三郎公演
5月熊本八千代座、坂東玉三郎公演
7月京都南座、坂東玉三郎公演
10月熊本八千代座、坂東玉三郎公演
10月市川團十郎特別公演
11月歌舞伎座、13代目市川團十郎襲名公演
12月歌舞伎座、市川團十郎襲名公演
その他、多数の舞台、演奏会出演。
アメリカ・チャールストンで行われた「スポレトフェスティバル」、シンガポールで行われた「シンガポール祭」、ニューヨークで行われた「リンカーンセンターフェスティバル」にシンガポール人演出家の
オン・ケンセン氏の依頼にて弾き唄いで出演。
三味線中央 五代目杵屋勝松
京都南座 中村獅童「雨の五郎」 撮影 篠山紀信